ふたご座のカストル2011年11月27日
午後8時頃、こどもを寝かしつけるとともに一緒に寝てしまった自分は
次の日の午前1時頃に目が覚めたので晴れていたこともあり
望遠鏡を出して星を見ることにしたのでした。
久しぶりに、重めの機材を出すことに決断!
といっても架台は、ポルタ経緯台。
鏡筒は、BORG100ED ということで
機材としては、一般的には軽量な方なのでした。
空は、なんとなくモヤッていてスッキリとした状態ではないのですが
とりあえず M42に望遠鏡を向けることに・・・シーイングは悪くはなさそうで
80倍(アイピースethos8mm)でも星像はシャープに見えました。
M42内部のトラペジウムもハッキリと4つに分離します。
倍率32倍(アイピースSE20mm)まで下げても4つに分離しました。
しばらくすると薄雲が張り出してコントラストが悪くなったので
こんなときは、星の色や二重星と思い
ふたご座のカストルに望遠鏡を向けました。
離角が3.6秒なので、ハッキリと分離したときは気持ちのイイものです。
これは、高倍率でないと・・・と思って 一気に183倍(アイピースnaglerT6-3.5mm)でみたところ
ジフラクションリングも綺麗に見えて、なかなかの見栄えでした。
80倍(アイピースethos8mm)に変えましたが、これでも分離。
やはり、この100°の超広視界に二重星 なかなかイイものです。
かなり贅沢な時間でした。
どうにか、この二重星を写真にとってみたいな~などど思ってしまいました・・・が
やはり、架台は赤道儀で自動追尾が必須だろうし倍率も上げないといけないし・・・と考えると
まぁ、今の自分には無理だな・・・と思いましたね。