今日は、「BORG100ED鏡筒」に「BORG マイクロフォーカス接眼部 LMF【9868】」を装着した場合のピント位置を恒星を導入して調べてみました。
★最近使用頻度の高い4本のアイピース(2インチスリーブ対応)、でのテストです。
対物レンズは「BORG100ED」、天頂ミラーは「テレビュー製 エバーブライトダイアゴナル」を使用しました。
①テレビュー製 ethos 8mm 見掛視界100° 80倍

↓接眼部のピント位置は、「5.2センチ」となります。
4本のアイピースの中では一番繰り出し距離が長いです。
②テレビュー製 ethos 13mm 見掛視界100° 49倍
↓接眼部のピント位置は、「4.0センチ」となります。
ethos 8mm と 1センチ以上も繰り出し距離が違うのには驚きました。
③テレビュー製 panoptic 35mm 見掛視界68° 18倍
↓接眼部のピント位置は、「3.3センチ」となります。
ethos 8mm と 約2センチも繰り出し距離が違うんですね。
④Explore Scientific製 100°シリーズ 20mm 見掛視界100° 32倍
↓接眼部のピント位置は、「2.4センチ」となります。
4本のアイピースの中では一番繰り出し距離が短いです。
★まとめ
この4本のような多種多様な繰り出し距離を全てクリア出来て、
しかも これらの2インチのヘビーなアイピースを装着しても軽快かつスムーズに
ピント合わせが出来る接眼部は、これしかないでしょうね。
もちろん、BORG100ED対物レンズとアイピースの相性が良いというのも
条件ではありますが、ピント合わせが楽しくなってしまう程です。
この接眼部、かなりお勧めです。