ミニボーグ50FLで観望2012年2月21日(しし座γ星、こと座ダブルダブル)
今日も、観望モードで楽しみました。
機材は、最近お気に入りのミニボーグ50FLです。
まずは、導入用アイピースとして「パンオプティク24mm」を使用。
この組合せでは、文句なく隅々まで
シャープな星像を結んでくれるので
ストレスが極小です。
近所の家の屋根に隠れそうな「しし座のγ星」を導入。
アイピースを「ナグラーT6-3.5mm」に変えて
覗きました。
↑ステラナビゲータで作成したイメージです。
わりと離角が狭くて4.4秒の二重星ですが
余裕で分離します。
この独特な黄色っぽい色がイイですね。
しかも、ジフラクションリングがとても美しいです。
思わずウットリしてしまうくらいです。
やはり、二重星にはフローライトがイイみたいですね。
この手の二重星なら、
この口径50mmのフローライトという軽量機材で
十分に楽しめることに初めて気づきました。
今までは、口径100mmとかで頑張っていましたが
50mmでも非常に良く見えます。
この50FL、実に使えますね。
気を良くして
「こと座のダブルダブルスター」を導入してみしました。
↑ステラナビゲータで作成したイメージです。
アイピースをいろいろと変えて試してみましたが
「ナグラーT6-3.5mm」が倍率的にも一番良さそうでした。
もちろん、この二重星のε1とε2は完全に分離します。
しかし、限界なのかε1・ε2がさらに4つに
完全に分離したようには見えなくて
ダルマさん状態でしたね。
じっ~と見てると「分離した・・・かな・・・」といったことも
しばしばありましたが、その程度です。
やはり、口径50mmではこれが限界でしょうか。
ドーズ限界(秒)=115.8/D
から限界値を算出すると
口径50mmの50FLは、2.3秒となりますね。
確か、ダブルダブルスターの離角が
2.3秒と2.6秒だったと思うので
非常に微妙だということが分かります。
いや~短時間ではありますが
今日も実に面白い観望でした。
また、機会があれば挑戦してみたいと思います。
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