はくちょう座・アルビレオ(二重星)の観望 2014年5月18日(機材:ミニボーグ67FL、ナグラーズーム3-6mm、パンオプティック24mm)
ミニボーグ67FLにて
久しぶりに観望を楽しみました。
導入用アイピースに「パンオプティック24mm」を使用していますが
見え方として、中心像は非常にシャープで申し分ありません。
しかし周辺像は、中心から70%程度から緩やかに崩れ始め
周辺に向かって伸びるような星像となっています。
残念ですが、これは ミニボーグ67FL対物レンズのFが
4.5と非常に明るい代償として仕方ないことだと思います。
バックグラウンドは、光害地なので やっぱり明るくなりますね。
これは郊外地に遠征するしかありません。
この日は比較的高度のある はくちょう座のアルビレオを導入しました。
「パンオプティック24mm」を使うと 12.5倍 で、
双眼鏡の少し高めの倍率みたいなもので
苦もなく導入可能、ファインダーは要りませんね。
この12.5倍で アルビレオは 分離してます。色も分かります。
しかし、この光害地では バックが明るすぎて見栄えが良くありません。
そこで倍率をアップしたいので、
いつも常備している「ナグラーズーム3-6mm」にアイピースを交換します。
すると、6mmでも 明らかにバックが暗くなり 見良くなりますね。
分離もラクラクです。
(「ナグラーズーム3-6mm」では、どの倍率でも全領域でシャープな星像です。)
3mm(100倍)だと 二重星としては 離れ過ぎる感じなので
4mm(75倍)くらいが バックの暗さとのバランスが良かったです。
↓こんなイメージですね。
(ステラナビゲータV9 にて作成)
この二重星は色の違いが分かりやすいのが、イイですね。
しかも低倍率から中倍率まで、倍率の選択肢に比較的幅が
あるのも気軽でイイです。
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