「こと座のダブルダブルスター」のマニュアル導入
「こと座のダブルダブルスター」のマニュアル導入について
オイラのやり方をお披露目します。
M57の導入難易度は、★かと思います。
(難易度低い★、難易度・中★★、難易度高い★★★の3段階評価)
星図の視野円は、7.5°です。
対物レンズの焦点距離200mm、アイピース30mm(見掛視界50°)、を使用した想定です。
↓まず、視野中心に 「こと座のベガ」 を導入しましょう。
実は、もう この時点で 視野に ダブルダブルスターが入っています。
ベガの北東方向にありますね。
すでに この時点で ε1 と ε2 の二重星 だと認識できることでしょう。
しかし 倍率を上げると さらに ε1 と ε2 が二重星になっていることを
認識できる場合があります。
ミニボーグ67FL + アイピース(ビクセンLV2.5mm) で見た場合
120倍、視界0.38°(見掛視界45°)となり、
↓このようになります。
このシュミレーション画像では分離できていませんが
今まで条件が良い時においては
ミニボーグ50FL(対物レンズの口径50mm) → 分離ギリギリ
ミニボーグ60ED(対物レンズの口径60mm) → 分離する
ミニボーグ67FL(対物レンズの口径67mm) → 分離する
といった経験から
対物レンズの口径50mmでは、
性能の良い場合のみ分離可能な場合がありますが
安定的に分離して見たいときには、
対物レンズのは、口径60mm程度は必要だと思いました。
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