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2015年6月21日 (日)

「こと座のダブルダブルスター」のマニュアル導入

「こと座のダブルダブルスター」のマニュアル導入について

オイラのやり方をお披露目します。

M57の導入難易度は、★かと思います。

(難易度低い★、難易度・中★★、難易度高い★★★の3段階評価)

星図の視野円は、7.5°です。

対物レンズの焦点距離200mm、アイピース30mm(見掛視界50°)、を使用した想定です。

↓まず、視野中心に 「こと座のベガ」 を導入しましょう。

2015062101

実は、もう この時点で 視野に ダブルダブルスターが入っています。

ベガの北東方向にありますね。

↓中央に視野をズラします。

2015062102

2015062103

すでに この時点で ε1 と ε2 の二重星 だと認識できることでしょう。

しかし 倍率を上げると さらに ε1 と ε2 が二重星になっていることを

認識できる場合があります。

ミニボーグ67FL + アイピース(ビクセンLV2.5mm) で見た場合

120倍、視界0.38°(見掛視界45°)となり、

↓このようになります。

2015062104

このシュミレーション画像では分離できていませんが

今まで条件が良い時においては

ミニボーグ50FL(対物レンズの口径50mm) → 分離ギリギリ

ミニボーグ60ED(対物レンズの口径60mm) → 分離する

ミニボーグ67FL(対物レンズの口径67mm) → 分離する

といった経験から

対物レンズの口径50mmでは、

性能の良い場合のみ分離可能な場合がありますが

安定的に分離して見たいときには、

対物レンズのは、口径60mm程度は必要だと思いました。

☆過去のダブルダブルスターに関するブログ記事は、こちら と こちら 。

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