「球状星団M15」のマニュアル導入
「球状星団M15」のマニュアル導入について
オイラのやり方をお披露目します。
M15の導入難易度は、★かと思います。
(難易度低い★、難易度・中★★、難易度高い★★★の3段階評価)
製図の視野円は、7.5°です。
対物レンズの焦点距離200mm、アイピース30mm(見掛視界50°)、を使用した想定です。
↓まず、視野中心に 「ペガスス座のε(エニフ)」 を導入しましょう。
この星の導入が実際の空で可能かがカギとなるかもしれません。
明るさが2.4等星の明るさなので、透明度の良い日は すぐにそれと分かりますが
雲が多い日や透明度が悪い日は、光害地においては
「ペガスス座のε(エニフ)」が かなり分かりづらくなるので
導入難易度が、★★くらいになるかと思います。
さて、「ペガスス座のε(エニフ)」導入できましたら
ほんの少し視野を移動するだけで M15 が導入できます。
「ペガスス座のε(エニフ)」が視野の南東方向の端っこに 位置するように
視野を移動すると↓球状星団M15 が ほぼ中央にきます。
透明度の良い日であれば 恒星とは違った ボヤッとした姿が認識できるかと思います。
あとは、必要に応じて倍率を変えるだけです。
50倍くらいあると球状星団らしい姿が 分かってくるかと思います。
できれば、70倍くらいあると 球状星団のツブツブ感が分かりやすくなるかと
思います。
もちろん望遠鏡の口径もそれなりに必要です。
眼視の場合は、少なくとも 口径60mmくらいは欲しいですね。
出来ることなら口径80mmあると 良く見えてくるかと思います。
写真撮影においては、コ・ボーグ36ED でも 球状星団らしい姿が分かります。
つまり たったの 口径36mm でもです。
これは驚くべきことかもしれませんね。
☆過去の写真撮影記事は、こちら(コボーグ36ED)。
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