「球状星団M92」のマニュアル導入
「球状星団M92」のマニュアル導入について
オイラ流導入方法をご説明させていただきます。
M92の導入難易度は、★★かと思います。
(難易度低い★、難易度・中★★、難易度高い★★★の3段階評価)
星図の視野円は、7.5°です。
対物レンズの焦点距離200mm、アイピース30mm(見掛視界50°)、を使用した想定です。
↓まず、視野中心に 「ヘラクレス座のπ星」 を導入しましょう。
実は、このヘラクレス座 π星 の導入ができるかどうかで
導入難易度が変動します。
このπ星は、 3等星です。そうんなです、そんなに明るくない星なんですね。
光害地でも透明度の良いならば、問題なく肉眼で見えるのですが
春~夏のような時期ですと透明度が悪い日がよくあります。
そうすると、たちまち1~2等星程度の星しか見えなくなっていたりしますから
そのようなときは、かなり難易度が増しますね。
さて、透明度の良い日として 導入できれば
あとは簡単です。赤経は、このπ星とほぼ同じですからね。
↓経緯が違うだけなので、北側に約6°程 視野を移動すれば OKです。
少しづつ北側に視野を移動していけば、恒星とは違った
ボヤッとした天体が見えてくると思います。
それがM92です。
あとは、倍率を上げれば球状星団らしい姿が見れるかもしれません。
☆過去の写真撮影記事は、こちら(ミニボーグ67FL) 。
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