■↓CP+ 2016 ビクセン(VIXEN)のブースに行きました。

毎年、ビクセン(VIXEN)のブースは楽しい雰囲気で温かみを感じる展示なので
他の光学機器メーカーと違ってマニアックさをオブラートで包まれたような
感じになっております。
ビクセンのスタッフは↓こんなトンガリ帽子などを頭に乗せてましたね。

「スターパーティー」と書いてあります。展示の仕方もパーティーっぽくて
天体撮影や天体観望のときの寒さなどを感じるイメージは一掃されていました。
さて、まず一目散に 探した展示は
■↓この新型アイピース「HRシリーズ」です。



オイラの今回の展示会で一番の目的です。
初めて HPで 拝見したときにも かなり魅力を感じましたが
このCP+ に実際に 手に取って 説明を聞いたら
「これ下さい!」と言いかけるほど 欲しくなってしまいました。
正直やばいです!マジやばいです!
メーカーの説明担当者は、反射式鏡筒を検査している方でした。
★ビクセンスタッフ談1
「このアイピースが出来てからは、このアイピースで光軸検査をしています。」
と言っていました。
つまり、以前使っていたアイピースよりも より高精度に光軸調整が
できるようになったようです。
裏を返せば、それだけよく見えるということに他なりません。
ただし、こんなことを言っていました。
★ビクセンスタッフ談2
「このアイピースが出来たことで 困ったことになったんですね。」
「わずかな軸ズレにも、像が劣化してしまうんです。」
つまり、アイピースホルダ内で アイピースを回転させて
像が移動するような状態ではNGのようです。
★ビクセンスタッフ談3
「このアイピースを使えば、口径の4倍の倍率がイケます!」
「ただし、その性能が発揮できるのは年に1回くらいでしょうね。」
この言葉を聞いた瞬間に期待が膨らみました。
口径の4倍まで・・・ということは、例えば
◆コ・ボーグ36ED(口径36mm)だと
→ HR1.6 を使うと= 125倍
◆ミニボーグ55FL(口径55mm)だと
→ HR1.6 を使うと= 156倍
◆ミニボーグ67FL(口径67mm)だと
→ HR1.6 を使うと= 188倍
◆ボーグ89ED(口径89mm)だと
→ HR2.0 を使うと= 300倍
このような倍率でピントがカチリと決まることを想像してしまいました。
もう、どんだけ見えるのか楽しみでワクワクしてしまいますね。
まだ想像の世界なのですが、例えば あのコ・ボーグ36ED で
木星の細かい縞模様が見えたり、土星のカッシニーの隙間がハッキリと見えたり
してしまうのかもしれません。
ボーグ(BORG)のあの軽量・コンパクトな鏡筒で
どんだけ見えるようになるものか もの凄く期待してしまいました。
最後にこんなことを聞いてみました。
(オイラ)「ビクセンのアイピースLV2.5 と このアイピースHR2.4mmを比べたことありますか?」
★ビクセンスタッフ談4
「これ、言わないで下さいね! 全然っ ○○○ます。」
と言われました。
この瞬間にオイラの気持ちの中では購入ボタンをホチッて
しまってました。
もう、早く 試したい気持ちで一杯です。
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「VIXEN ブース編 その2」 につづく。
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